こんにちは、多聞です。
今回は「元本保証で資産増加?~元本保証型の投資比較~」ということをテーマに書いていこうと思います。
日本人はみんな元本保証が大好きです。
元本保証であれば投資しても利率が低くてもかまわないという人も多いようです。
ならば、
元本保証の投資には何があってどれくらい利益が出るのか?
ということを念頭入れて掘り下げていこうと思います。
では目次です。
元本保証の投資では地方債がおすすめ
今回の比較では
・だれでも利用可能なこと
を前提としています。
会員限定サービスや新規様限定サービスなどは除いていますので注意してください。
また、利率は年利で表しています。
銀行預金(定期預金):オリックス銀行の年利0.2%
利率:0.2%
メリット:身近でなじみがあり、知識を必要としない
1000万円までなら完全に元本保証されている
デメリット:すぐに引き出せない
個人向け国債:固定3年、固定5年、変動10年すべて年利0.05%
利率:0.05%
メリット:国がなくならない限り安全
デメリット:1年以上経過しないと現金化できない
中途で現金化すると元本割れはしないが利子が減る
地方債:執筆時点で最大の年利は0.474%
利率:0.474%
メリット:民間債権より安全
国債より利率がいい
デメリット:投資先の地方自治体が財政破綻したら、元本割れはありうる
個人向け社債:ソフトバンク債 年利1.38%
利率:1.38%
メリット:利率が他の債権より圧倒的に高い
デメリット:国や自治体に比べてリスクが高い
そもそも人気社債は売り切れが続出
貯蓄型保険:日本生命「グランエイジ」 年利0.44%
利率:0.44%
メリット:満期まで支払い続ければ決まった額が回収できる
デメリット:途中解約すると絶対に元本割れする
まとめ:元本割れ回避を最優先なら地方債がよい
ここまで各元本保証型の投資を比較しましたが、この低金利の時代ではやはりどれにしても利率が低いものとなりました。
あくまで元本割れを回避するのを最優先するなら地方債がよいように思います。
社債の方が高い利率を誇っていますが、人気の社債はほぼ購入できません。
残ったものは少ないですし、リスクが高いものになりがちです。
ちなみに利率0.474%の地方債を30年間複利で回すと100万円は大体115万円になる計算になります。
これについてどう思うかは人それぞれですが、あまり多くなっていない印象を持ちます。
個人的にはそれならリスクを取って海外の投資信託で倍以上になるような投資をするほうがいいような気がしています。
今回は以上となります。
皆さんの投資の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。