こんにちは、多聞です。
今回は「株式投資における指数解説~S&P500とダウ平均~」ということをテーマに書いていこうと思います。
投資の神様ウォーレンバフェット氏はS&P500に投資をするように親族に言い含めているらしいです。
それによってS&P500は日本でもある程度有名になりました。
しかし、S&P500とは何かを知っている人はどの程度いるのでしょうか?
今回は、
・S&P500ってなに?
・S&P500とダウ平均ってどう違うの?
・実際にS&P500って投資先としてどうなの?
という人に向けた記事です。
では目次です。
S&P500はアメリカ株式の指数の1つ
S&P500はアメリカの株式の指数の一つです。
ニュース番組の株価情報でよく流れるNYダウ平均とは異なる指数となっています。
S&P500はウォーレンバフェットが推奨しているように多くの投資家にとってのベンチマークとして重宝されています。
S&P500とNYダウ平均の違い:銘柄数と指数化の仕方
S&P500とNYダウ平均はともにアメリカの株価の指数ではありますが、その内訳が大きく異なります。
S&P500:S&Pダウ・ジョーンズ・インデックスというインデックス企業が米国企業の流動性がある大型株から選んだ500銘柄で構成、構成銘柄の時価総額を指数化
NYダウ平均:米国経済を代表する30銘柄で構成 、構成銘柄の平均株価を指数化
違いを上げましたが、実際にこの違いがどのように作用しているのかざっくりというと
・NYダウ平均の方が銘柄が少なく信頼性がS&P500に比べて低い
・NYダウ平均は平均株価から指数化しているので一つの株が急成長すると急激に上昇し、市場全体を正しく反映できない
このような違いからS&P500の方が重宝されているのです。
S&P500とNYダウ平均の特徴
S&P500とNYダウ平均の構成企業は下の図のようになっています。
パッと見てS&P500の方が幅広い業種の企業で構成されているのが分かるかと思います。
この点から見てもS&P500の方が分散が効いており、投資におけるリスクが軽減されていることが分かるかと思います。
S&P500に投資するのにおすすめの投資信託は?:eMAXIS Slim
日本でこのS&P500に投資するのにおすすめの投資信託は下の図の2つです。
この二つが圧倒的に手数料が低いです。
両方とも驚異の信託報酬0.1%切りで鬼のような価格競争をしています。
この二つからあえてどちらかを選べと言われるとやはり「eMAXIS Slim」でしょうか。
このeMAXISシリーズは手数料最安値を目指し続けるシリーズなのでどのタイミングでも積立投資していくうちに手数料最安値になるタイミングがあります。
今後のS&P500はどうなりそうなの?:わかりません!
さて、今後のS&P500についてですが、その前にこれまでのS&P500はどのような推移をしているかというと下の図の通りです。
ここ10年は基本的に右上がりで、安定しています。
また、150年間ずっと右上がりのスコアをたたき出しています。
個人的にはしばらくは右上がりだろうと思っていますが、だからと言って絶対に大丈夫だとは思っていないです。
アメリカ企業が今後も世界企業の軸として成長を続けることができるか否かに、S&P500の指標の成長がかかっていると思います。
この今後のアメリカ企業の成長に対する考え方は人それぞれなのでそれによって投資を決定しましょう。
まとめ:S&P500はずっと成長してきたアメリカ企業株の筆頭指数
以上のように、S&P500はNYダウ平均に比べて分散も効いている指数で、現在に至るまでずっと成長してきたことを解説してきました。
日本で投資するには「eMAXIS Slimシリーズ」のものを買うとよいように思います。
ただ、投資は自己責任なので、アメリカ企業の今後をどう思うかで投資するかどうかは決めたらよいように思います。
今回は以上となります。
主に、皆さんの投資の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。