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素人の株式投資の勝ち方~分割投資のススメ編~

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こんにちは、多聞です。

今回は「素人の株式投資の勝ち方~分割投資のススメ編~」ということで、

どうして一括投資ではなく分割投資がおすすめなのか

というテーマを扱っていきたいと思います。

これまでは

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・アメリカ株のインデックス投資信託を買うのがいい

と言ってきました。

そして今回は一括投資と分割投資の二つを説明しつつどちらがいいかを答えていこうと思います。

目次

一括投資と分割投資どちらがおすすめ?→人による

表題とは異なりますねw

でもこういう答えになると思っています。

買う対象はアメリカ株のインデックス投資信託をおすすめすることは変わらないのですが、買い方についてはリスクとリターンを天秤にかけることができると思っているからです。

では詳しく見ていってみましょう。

一括投資:投資資金を一度に投入する投資

一括投資とは投資資金を一気にほぼ使い切って投資に回す投資方法です。

この方法はリスクが大きい方法として考えられています。

実際にリスクがとても大きいですが、リターンも分割投資よりも大きなものとなります。

このリスクとリターンをうまくバランスさせられる人なら一括投資はありだと思っています。

一括投資のリスク:売買のタイミングを計れない、安心できない

さて、では一括投資のリスクから挙げていきましょう。

・常に株価が気になり安心できない

・買い時、売り時が分からなくなる

・株価の大暴落が起きると死んでしまう可能性が生まれる

この三つが大きなリスクです。

「株価が気になり安心できない」というのはわかりやすいと思います。

投資家当人にとって大きなお金を投資してしまうと株価の推移に一喜一憂してしまうようになってしまいます。

そうなると常に株価が気になってしまい不安感があおられてしまいます。

そして、株価の大暴落がもし起きてしまうと許容できない損失抱えてしまい、財産のほとんどを失うことになりかねません。

「買い時、売り時が分からない」とは株価は次の瞬間どんな動きをするかわからないからです。

実際の株価の推移でみてみましょう

この後はどのような株の動き方をするでしょうか?

株の素人ならわからないと思います。

プロでも実際に株価が推移している最中だと100%当てることはできないです。

では、答えです。

正解は「とてつもなく暴落する」でした。

ちなみにこれはリーマンショックの前後のチャートです。

上側の図の終わりの段階で株式を一括投資していた人は株価が半減してしまった人もいるでしょう。

こうなると人によってはその含み損を抱え込み切れずに株を安値で売ったり、借金をしてしまうかもしれません。

しかしこの後

左の底値がリーマンショック後

このように10年かけると株価が回復するだけでなく大きく伸びているのです。

リーマンショック時に株を売った人は大きな利益を取り逃がしたと言えるでしょう。

また、回復を確信してリーマンショック直後に投資を行えた人はほぼいないでしょう。

このように、株価は先のことは絶対に分かりません

そんな中なけなしの大金を一括投資しようとしても、いつ買えばいいか、売ればいいか分からなくなってしまうのです。

このように一括投資は大きな値動きに考えすぎてしてしまい、売買そのものができなくなってしまうのです。

一括投資に向いている人:積み立てる時間のない人、もう大金を持っている人

では一括投資に向いている人というのは

・積み立てる時間のない人

・もう大金を持っている人

となります。

なぜこれらの人は一括投資に向いているのでしょうか?

まず、「積み立てる時間のない人」とはすでにある程度高齢でそれでも投資をしてリターンを得たい人です。

このような人は一括投資で利益を狙うのはあり、です。

次の「もう大金を持っている人」というのは大金があるので投資に回すお金も当人にとっては資産の一部である人です。

このような人はある程度の損も許容できます

前者と後者では立場は違いますが一括投資を選択してもいいと思います。

ではここからは一括投資の勝ち方です。

一括投資の勝ち方:長期保有する

一括投資の勝ち方は長期保有することです。

なぜかという前に、前提として一括投資においても「アメリカ株のインデックス投資信託」を買うことが大事です。

そしてこの投資信託は基本的に右上がりです。

一時的にはリーマンショックのような大暴落をしますが5年待てば元に戻る可能性がとても高いです。

さらには元の投資額よりも伸びていく可能性も高いでしょう。

ならば、一括投資でも長期間持つことにより時間を味方につけることができるのです。

*なぜ「アメリカ株のインデックス投資信託」が右上がりなのかはこの記事に参照

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分散投資:ひと月ごとに無理のない額を投資すること=積立投資

分散投資の基本はひと月ごとに無理のない額を投資することです。

この投資方法は積立投資と言います。

素人投資家のほとんどはサラリーマンだと思います。

毎月、給料が入ってきてそこから生活費を賄っていると思います。

その中から「無理のない金額」、できれば「少し頑張った金額」を積立投資に回せばいいと思います。

無理してひねり出した金額は株価の上下で気持ちが乱されるので止めておきましょう。

どうしても指標が欲しいようなら収入の10%が一つの目安になるでしょう。

*ちなみにこの10%は「バビロン大富豪の教え」という本からの引用です

分散投資のメリット①:リスクを0に近づけることができる

分散投資は一括投資より破産のリスクを激減させられます。

こちらの図を見てみてください。

この図のように一括投資では株価を高掴みするリスクが有ります。

しかし積立投資すると高値でつかむこともありますが、底値でつかむこともできます。

これにより破産のリスクは激減します。

しかも無理のない金額を投資しているはずなので、そこまで不安になることはないはずです。

また、上の図のように投資をどんどん積み立てていくとストレスなく投資資金を増やしていくことができます。

そのうえ、長期間持っていると高い確率で買った株価が伸びていくと思われるので最終的に投資結果も黒字になるはずです。

これまでの推移から考えると20年持っていると投資総額と同じくらいの額の黒字が出ているはずです

分散投資のメリット②:株価で感情が左右されない

分散投資はいくつものタイミングで買うので買い時に迷いを持たずに済むメリットがあります。

正直、毎月積立投資をする場合、1か月内の株価の推移は問題になりません。

もし、買った直後大きな値動きをしても次の月にはまた買うことにしているので、そこまでタイミングを計る意味がないからです。

また、株価の推移が問題にならないので不安感もあおられにくいです。

分散投資・積立投資は自分にとって無理のない額をただひたすらに感情を挟まず積み立てていけば労力を払うこともなく将来は資産を倍にできるのです。

分散投資のデメリット①:一攫千金はできない(小さな利益は出る)

分散投資は少額を積み立てていくため一攫千金はできません。

そもそも、株式投資で一攫千金を得るにはリスクを払って急成長を望める株式に一点集中投資することが必要です。

しかしこの手法はリスクが大きすぎるので私は勧められません。

あくまで投資素人が株式投資でほぼ確実に勝つ方法が大事だと思っているので、あくまでリターンが大きいけどリスクも大きい方法は手を出すべきではないです。

分散投資のデメリット②:世界的に成長が止まり、衰退する場合は利益が出ない

分散投資で利益を上げるには

・アメリカ株のインデックス投資信託を利用することを前提としています。

・そしてこの投資信託が右肩上がりであることが前提となっています。

つまりこの投資信託が右肩下がりになると想定していた利益を上げることができなくなってしまいます

こうなると利益どころか損失を生んでしまいます

*最も一括投資では分散投資よりもはるかに大きなマイナスになると思われます。

そうなると

「投資なんてやっぱりどうやっても怖いじゃないか!」

という意見が出ると思います。

それはその通りですが、また別記事で書きますが投資をしないこともリスクだと思います。

「ほかのもっとリスクの低い投資方法はないの?」

という声も聞こえそうですが、ちょっと考えを進ませてみでください。

アメリカ株のインデックス投資信託の成績が下がり続ける、

アメリカがずっと不景気になっている、

アメリカの会社は世界中に影響力があり、そこでも不景気のあおりを受けている、

世界中が不景気になっている、

もはや何に投資をしていたとしてもうまくいっていない

少なくとも私はこのように考えていて、

「アメリカ株のインデックス投資信託が長期下落傾向なら、9割がたほかの投資もうまくいっていない」と思っています。

こう考えると、リスクを回避しながら年利20年後に資産を倍にできるアメリカ株のインデックス投資信託を選択しておいて問題ないと思います。

まとめ:若手サラリーマンの投資素人なら積立投資をしよう

以上、一括投資と分散投資(積立投資)について解説しました。

一括投資はリスクは高いけど長期保有で利益を狙えるので、一時的な損を我慢できるならやってみるのもいいでしょう。

分散投資(積立投資)はリスクをほぼ0にできて何十年後かに資産が大きくなっているので、資金に余裕がない若いサラリーマンは積立投資をしましょう。

ということになりました。

今回は以上となります。

皆さんの投資の参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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