こんにちは、多聞です。
今回は「投資をする理由~投資をするリスク、投資をしないリスク~」ということで投資をしないリスクをメインに「どうして投資をするほうがいいのか」ということを取り上げていこうと思います。
投資をする理由は?→銀行に預けても意味がない
私が投資を始めたのはこの記事を書く2年前からです。
その当時投資を始めた理由は
「銀行にお金を預けていてもしょうがない」
という、銀行に対するネガティブな考えを持ったからでした。
実際に銀行に100万円預けていてもいくらも利子はつきません。
本来銀行は集めたお金を運用して利益を出す存在でしたが、今はそんな力は無いようです。
利益を出す力がないのですから、預金者に還元もできないのです。
それが分かったとき「銀行にはあまりお金を預けないほうがいいな」と思いました。
そこから投資をするかどうかから勉強して、投資をすることを決めました。
そのように勉強した結論を今からお伝えしたいと思います。
投資をするリスク:適切な投資をすればほぼ無視できる
投資の初心者が投資をするときに考えるのは
「絶対に損をしたくない」
ということだと思います。
実際に私もそうでした。
なので、私の場合は勉強をしました。
そして、アメリカ株のインデックス投資信託で積立投資をすることが現在最もイケてる方法というのが分かり、考え方を知って納得したうえで投資しました。
とりあえずこの投資法は世界全体が不景気になってしまわない限り利益は出せるし、致命的な損失はしない方法と思えました。
詳しくはこちらの記事が参考になります。
とりあえず9割がたは勝てて、おそらく20年後には投資資金が倍増になる見込みがあるのですから、この方法で投資をしたほうがいいと思ったんですね。
このように投資の勉強をすると
自分に合った、リスクが低い、でも利益を出せる
という投資方法が見つかると思います。
投資をしないリスク:気が付いた時には貧乏になっている
では、投資をしないリスクについてです。
「投資をしないことがリスクなの?」
と思う人も多いでしょう。
このリスクはとても分かりづらく地味ですが確実に起こるリスクです。
その中でもわかりやすいキーワードは
・社会保険料
・インフレリスク
の二つです。
ではこの2つのキーワードから投資をしないリスクを説明します。
リスク①:社会保険料が上がって手取り給料が減っていく
1つ目は社会保険料が今後上がっていってその分手取りの給料が減ることです。
よく言われるように日本は高齢化社会です。
これにより一人の老人を支える人数が昔に比べて減っています。
上の図は内閣府の政府広報から引っ張て来た図ですが、見ての通り将来的には一人の老人をほぼ一人で支えるようになりかねません。
こうなるとどうなっても国民年金・厚生年金にかかるお金はどんどん増えていくでしょう。
また、増えるのは年金だけでなく、働き手の不足により一人当たりの健康保険料も増加するのは目に見えています。
つまり、公的年金・公的保険の料金が上がってしまいます。
収入が変わらないままこれらの料金が上がると貯蓄に回していたお金も減っていき、自分たちがリタイアする年齢になったとき、お金が手元に残ってない。
ということも高い確率で起こりえるのです。
リスク②:インフレリスクによりお金の資産的な価値が減っていく
つぎはインフレリスクです。
まず、インフレについてですが、これは物価上昇のことを言います。
物価上昇についてざっくりとした分かりやすい例として、
「昔の大卒初任給は7万円だったが、現在は20万円くらいになっている」
「昔の家庭向け最新テレビは10万円だったが、現在は30万くらいになっている」
これらのように同じものに対する値段が上昇することを物価上昇といいます。
この物価の上昇率をインフレ率と言い、現在日本はインフレ率2%を目指しています。
仮にこのインフレ率2%を20年間実現できたとしましょう。
すると物価は約1.5倍になります。
こうなると、ずっと銀行にお金を預けているとその価値は今の6~7割になってしまうのです。
老後のことを考えてひたすら銀行にお金を預け続けて1000万円預けても、その価値は今の600~700万くらいの価値にしかならなくなります。
まとめ:何もしないと老後の生活が崩壊する
以上のようにひたすらお金を銀行に預け続けるだけで今後生きていこうとすると
・社会保険料が上がり、何年働いても思ったよりお金が増えていかない。
・正常なインフレ状態を維持し続けられたら、お金の価値が減っていく。
このようなことになり、残念な老後を過ごすことになりかねません。
投資をすることは確かにリスクはありますが、手堅くやれば確実なリターンがあります。
じわじわやってくる将来のリスクに無防備であるよりも、自分でリスクをコントロールして将来のリスクを回避しましょう。
そのための知識を私もできる限り伝えていきます。
今回は以上となります。
皆さんの投資の参考になれば幸いです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。