現在日本には様々な会社が多くの医療保険商品を取り扱っています。
本日はそれらについて書いていこうと思います。
まずは結論としては
医療保険は入らないほうがコスパがいい!
↑ですw
保険について述べると言っておいてその結論はひどいだろう、とは思います。
あくまでコスパでいうならです。
「保険はみんな入っているから入るもんだ」
「保険に入っていると安心」
「貯蓄性がある保険なら損はしないでしょ」
とは言われるでしょう。
それらについての反論は最後にするので、まずはそれぞれの特徴を見てみましょう。
大手or店舗orネット→ネット一択!(違いがないので価格.comの1位でいい)
まず、店舗で加入するべきかネットで加入するべきかですが、絶対にネットです!
まず、大手についてですが
日本生命、
第一生命、
明治安田生命、
住友生命、
絶対にダメです。
「総合プラン」とか言いながら超超超超超超超超高額な価格設定をしています。
どうしても同じプランがいいなら、生命・医療・介護などを別々の会社に入りなおしたほうがましです。
店舗とネットの比較ですが、最近なら「保険の見直し本舗」「保険の窓口」などでアドバイスを受けながら決めるのもありです。
しかし、これらの保険販売の代理店は取り扱っていない商品もありますし、店舗や店員にとって都合のいい商品を押し付けてくる危険性もあります。
だから結論としてはネットで自分で入るのが最もいいです。
「ネットで決めるには知識が必要だから難しいー」
という人もいることはわかります。
でも結局は自分のお金のことなんだから自分で使い方を決めないと後悔することになります。
最低限必要な金額を勉強・計算してネットで加入しましょう。
*まあ、自分はその結果「医療保険には入らない」ことを決めたんですが…
支払い方法:一生入るなら終身、途中で悔いなく死ねるなら定期
支払いについて「終身型」と「定期型」があります。
この2つを比較しましょう。
終身型:一生加入した金額のまま→長生きでお得
終身型は保険に入った時の金額を一生払い続けるタイプになります。
若い時は割高でも、収入が限られ病気のリスクが高くなった老後にこそ役に立つタイプですね。
長生きすればするほど定期型に比べてお得感は出ます。
定期型:一定期間ごとに値上がり→長生きリスク
定期型は一定期間(大体は10年)ごとに支払いの金額が上昇するタイプの保険です。
ある意味、年相応のリスクに対して相応の対価を要求している、ということなんでしょう。
長生きすると保険代のために生きているような状態になりかねません。
結論 終身型◎ *コスト約130万円
現在はやっているのは終身型です。
これから人生100年ともいわれる時代です。
100歳まで値上がりし続ける保険よりは終身型がいいでしょう。
*それでも価格.com1位の保険を30歳から100歳まで払い続けると約130万円。
大多数のサラリーマンは3~4か月保険のために生きることになります。
貯蓄性の有無:健康でお金があって絶対に途中解約しないなら貯蓄型かな…
保険を選ぶうえで欠かせないのが貯蓄性の有無です。
「貯蓄性があるほうがいいに決まっている」
と思っていた時代が私にもありました。
しかし貯蓄型には致命的なデメリットがありました。
掛け捨て:安いが現金はなくなる
「掛け捨てだとお金を捨ててしまうことになる」
と思う人もいるでしょうが、それはその通りです。
というか保険というのは不幸が起きた時に当たる宝くじです。
この考え方で行けば掛け捨てというのはある意味、保険の意味合いを全うしているでしょう。
なので掛け捨て保険はありだと思います。
貯蓄型 :高いが現金は戻る?
貯蓄型は保証内容が掛け捨て型と大きく変わらないのにかけたお金は何もなければ返ってきます。
しかし、これには前提があります。
・ずっと健康
・ずっとお金がある
・ずっと契約内容を変えない
・株価が大暴落しない
意外とこの条件をクリアするのは難しいです。
でもクリアした先には支払ったお金が戻ってきます。
だがちょっと待ってほしい、そもそも上の条件を満たせる人って
そもそも保険がいらないんじゃない、という人です。
安心を買うために自身の大事なお金を保険会社という他人に預けて運用させてマイナスになるリスクを背負っています。
というのも、保険会社は保険を売るだけでなく受け取った保険料を運用する会社だからです。
貯蓄型の保険料は保険会社の投資運用資金
貯蓄型の保険料は保険会社に自分の代わりに運用してもらっていることになります。
これって投資信託と一緒です。
投資信託との違いは同じパフォーマンスをしても保険会社のほうが投資者(被保険者)に利益を還元しない点です。
仮にインデックス投資信託に20年積立投資すると2倍くらいにはなります。
しかし、保険会社は何年積み立てても返ってくるのは払った分だけ…
同じリスクをとるなら絶対に投資信託に回した方がましです。
最強の保険は「国民健康保険」!
ここまでいろんなタイプの保険を挙げてきましたが、これらは民間の保険です。
最後に国民の大多数が入っている日本最強の保険を挙げておきます。
それは「国民健康保険」です。
民間保険に入る人は
「万が一、大病を患ったときはどうしよう。お金に困らないかしら」
という人が多いと思います。
しかし国民健康保険では「高額療養費制度」という制度があります。
この制度のおかげでどんな人でも1月当たりの医療費は10万円くらいになります。
もちろんこの制度ではカバーしきれないものはあります。
しかし、それらはご飯代など小さいものだったり、
個室代などのある意味贅沢品になります。
認可外の先端医療には対応できませんが、そもそも先端医療の中のさらに超高額な先端医療は受ける人はほとんどいませんし、設備が少ないです。
「月10万円でも長期入院すると苦しい」
という考えるかもしれませんが、現在では完治する病気で長期入院をさせることが少ないです。
そもそも長期入院者には「傷病手当金」場合によっては「障害基礎年金」などの公的保証もあります。
個人的な考えを言うなら
「一人当たり100~200万あれば問題ない」
と考えています。
この金額を貯めることすら難しいというなら、あくまで期間限定で格安の掛け捨て保険に入ってお金を増やすことを優先するほうがいいです。
結論 保険に入るよりさっさと200万貯めて保険料分を積立投資へ
以上、保険についてまとめましたが結論としては早くお金を貯めて積立投資をすることが最も人生のコストパフォーマンス的にはいいと思います。
お金を貯めている期間は確かに重病の危険性に対して人生のリスクが上がるので格安の保険に入る必要性があると思います。
しかし、お金を貯めればその貯めた間に支出が見直されているはずです。
また、目標金額に達成後はそのお金をマルっと積立投資に回せば20年で倍増させることもできます。
それでもあえて保険に入るなら… 先端医療限定保険
以上、いろいろ医療保険をくさしてきましたが、個人的には入ってもいいかと思う保険もあります
「Linkx coins (リンククロス コインズ)」
↑ですね。
月々500円というのは、少々高いと思いますが検討の余地があるでしょう。