こんにちは多聞です。
今回は配当利回り3.76%の「2301 学情」についてファンダメンタルズ分析を行います。
*2022/1/27時点
分析手法は以下の通りに行います。
- 高配当株の選定
- こちらのページを参考
- データの時系列での推移の確認 →IR BANK
- 売上高
- EPS
- 営業利益率
- 自己資本比率
- フリーキャッシュフロー
- 一株あたりの配当金
- 罠銘柄チェック *2個までなら詳細を見て判断→EDINET
- 営業利益率が低くないか
- 赤転してないか
- 営業CFが赤転してないか
- 自己資本比率が低すぎないか
- 有利子負債が激増していないか
- 配当性向が高すぎないか
- 会社の詳細を把握する
- 所属業界はどこか
- 主なビジネスはなにか
- 国内と海外のどちらでより儲けているか
- 社長の一言
- 主な製品の紹介
- 投資家向けメッセージ
- 会社概要
- 直近の状況を掴む →TDnet
- 当期の業績予想
- 業績予想に対する進捗状況
- 前期との比較
- 直近の政策・トレンドからどのような影響を受けるか
- その政策・トレンドを会社はどう捉えているか
- 市場の評価
目次
1.高配当株の選定
過去の記事で選定しました。
データは以下のとおりです。
- 配当利回り :3.76
- PBR :1.17
- 自己資本比率 :88.41
- 流動比率 :590.85
- 営業利益率 :29.23
2.時系列の推移を確認 OK!
まずは業績、財務、キャッシュフロー、配当の時系列の推移を確認します。
- 売上高 →OK
- EPS →ー
- 営業利益率 →OK
- 自己資本比率 →OK
- フリーキャッシュフロー →OK
- 一株あたりの配当金 →OK
この時点まではOKです。
3.罠銘柄チェック →OK!
次はもう少し詳しく見てやばい銘柄かどうかチェックします。
- 営業利益率が低くないか :OK
- 赤転してないか :OK
- 営業CFが赤転してないか :OK
- 自己資本比率が低すぎないか :OK
- 有利子負債が激増していないか :OK
- 配当性向が高すぎないか :OK
詳しく見ても罠銘柄は見当たりませんでした。
4.会社の詳細を確認 →問題なし
学情の公式HPを参考にします。
株式会社学情|通年採用のプロフェッショナル
株式会社学情のホームページです。20代専門転職サイト「Re就活」、就活サイト「あさがくナビ」、合同企業セミナー「転職博」「就職博」などを運営しています。
- 所属業界はどこか :就職情報サービス
- 主なビジネスはなにか :就職・転職のサイト運営とマッチング
- 国内と海外のどちらでより儲けているか :国内
- 社長の一言
- 「お客様との共歓共苦」が経営理念
- 2013年に朝日新聞社と提携後「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」は大きくリニューアル
- グローバル人材採用事業の展開し、海外における就職博開催など新しい試みで国際化社会に対応していく
- 主な製品の紹介
- 就職支援サイト
- 人材紹介
- 官公庁からの事業の紹介
- 上記に関して採用活動を行う企業の参画料で利益を上げている
- 投資家向けメッセージ
- 配当性向は40〜50%を目安
- 会社概要
- 設立 昭和52年11月7日
- 代表者代表取締役社長 中井清和
- 資本金 15億円
- 株式上場 東京証券取引所市場第1部(証券コード:2301)
- 従業員数 279名(2021年4月30日現在)
- 事業内容
- 【人材関連サービス】 新卒採用事業、第二新卒・中途採用事業、人材紹介・派遣事業
- 【広告関連サービス】 一般広告メディア取り扱い・制作、各種SPツール制作
- 社長の一言
現在のところは朝日新聞と提携した「あさがくナビ(朝日学情ナビ)」を中心に良い業績を出しているようです。
今後の直近では就職活動者・転職活動者と採用活動企業とのミスマッチをなくすことに注力しサービスの向上を図っているようです。
先々は事業のグローバル化を目指しているみたいですね。
5.直近の状況を把握 今回なし
直近の四半期の決算はこちらです。
とりあえず去年より業績は良さそうです。
評判も業績や財務状況からは問題はないと市場からは見られているようです。
市場は社長が交代することで迷走しないかどうかが気になっているようですね。
最後に株価の推移を見てみます。
現状で結構底につきつつありますね。
時機を見ながら購入するとします。