今回は投資信託について触れていきます。
資産形成を考え、資産を増加させようと思うと誰しも投資について考えることになると思います。
ここでは
「どうやったら資産を安全にできるだけ最大化させれるの?」
という過去の自分に対する答えとしてこの記事を書きます。
今回は何をどう買うかを解説します。
投資の方法 絶対負ける方法はある!
投資をする上では最低限負けないための考え方を分かっておく必要があります。
これを知っていれば負けパターンにはまることはなくなると思います。
利益の出し方:株の売買 or 配当 or 積立
まずは「どうやって利益を出すか」です。
投資で株に初めて興味を持った人が勘違いしている点があります
それは
「株で儲ける方法はトレード画面を見ながら株を安く買って高く売ることでしょう?」
と思っている点で、これは間違いです。この方法だけではありません。
株で利益を出す方法は
・トレード画面を見ながら株を短期間で売買する方法( キャピタルゲイン )
・配当金・配当商品をもらう
・積立投資を行う(ドルコスト平均法)
この3つに大別されると思います。
まずはこれらについて解説します。
株の売買:素人がやるとほぼギャンブルで投資ではない
多くの人がイメージするタイプですね。
メディアが取り上げることが多くイメージがつかめている人が多いと思います。
テレビで放映されているのはトレーダーがパソコン画面に張り付いて頻繁に買ったり売ったりしているインパクトが強い場面ですね。
また、株で一気に億万長者になった人の多くはおそらくこの手法でなったでしょう。
でも私は全くおすすめしません!
理由は一つで
素人が手を出すと勝つ方法はギャンブルでしかない
という点です。
詳しい説明は長くなるのですが、結論としては上記の通りギャンブルになるのです。
ギャンブルは決して投資ではありませんのでおすすめできません。
実際に株式投資で失敗して借金で首が回らなくなった人もこの方法でなっているからです。
この方法でなくても堅実ではありますが資産を増やす方法がありますのでそちらを実践してほしいです。
配当 :投資金に比例してパワーアップ
「配当」での利益というのは
・ある会社の株式を持っている場合、金銭もしくは商品の配当がある
という形態で株の購入者が利益を受けることができます。
配当での利益はきちんと勉強して投資をすれば年に投資金額の3~5%を得ることができます。
配当の利点は
・ほぼ確実に現金がもらえる
・いくらもらえるかがおおよそ分かっている
という点でしょう。
デメリットは
・もらえる金額にインパクトが無い
という点でしょう。
個人的には、配当という手法だけでは複利を用いても大金を手に入れることは難しいでしょう。
ただ、すでに大金を持っている人は配当という手法を用いるのはいいと思います。
というのも適切な株に1億円投資できれば毎年約300万円得ることができ、働かなくても最低限の生活ができるからです。
とはいうもののそんなに大金を持っている人はいないでしょうし、普通の人にとってはまず大金を作ることが大切だと思います。
そこで、次はその大金を作る上でリスクを低くしながらも利率の高い積立投資について説明します。
積立 :適切なやり方なら最も効率がいい
積立とは
・定期的に一定額を投資していく手法です。
この説明だけでは理解ができても実際にどの程度お金が手に入るかピンとこないでしょう。
結論から言うとこの方式で投資を行うと
・20年で投資総額と同等に近いの利益がとれます。
毎月1万円投資して20年で240万円投資していると利益が240万得ることができる、ということです。
ざっくりとした説明ですが、この方法を「ドルコスト平均法」と言って、投資の世界で現状最も正解に近い投資方法といわれています。
ドルコスト平均法については長くなるので割愛しますが、
要は数十年後の株価が今の株価より高い時に確実に利益を出せる方法です。
数十年後の株価が今よりどうなるかはわかりませんが、これまでの歴史上、株価はたまに暴落することがあっても常に右肩上がりでした。
まだ人口は増え続け、人類は成長すると思われるので、しばらくこの傾向は維持されるでしょう。
(というか、維持されなかったら北斗の拳の世紀末状態になってもおかしくないです)
そんなわけで世界的に高名な経済学者も世界経済は拡大し続けると考えているようなので、この方法が失敗しない投資方法だと思うわけです。
このドルコスト平均法はまた詳しく説明します。
買う対象:単一株 or ETF・投資信託 or 債権
今度は何を買うかについてです。
「投資って、TOYOTAとかの会社の株を買うことじゃないの?」
と考えている人もいると思います。
しかし、それは違います。
投資には「株」「投資信託」「債券」「REIT」「FX」「ロボアド」「仮想通貨」etc.etc…
いろいろありますが証券口座で買える王道は「株」と「債券」でした。
ところが最近になって「投資信託・ETF」というものが存在感を発揮し始めました。
これから「株」「ETF・投資信託」「債券」でどれを買うといいか説明します。
単一株 :超勉強が必要、常に状況を把握
投資と聞くと「株を買うこと」と思う人は多いです。
実際に私もそうでしたし、それも1つの答えです。
しかし、1つの銘柄の株を買って、利益を出し続けるということは専門的な知識・情報収集力が必要です。
というのも1つの銘柄の株を買うということは「その銘柄の会社に対してお金を出す」ということです。
なのでその会社についてリスクが有るか無いかを判断しなければいけません。
「そんなことわからなくても大企業の株を買えば大丈夫♪」
という考えは甘いです!
不祥事一つで株価が暴落するし、決算報告書から経営の傾きを読み取れずズルズルと株価が下がっていくこともあるんです。
これを回避するためには勉強と情報収集が必要ですが、素人にはほぼ無理です。
なので個別株の投資で安全に利益を得ることは運しだいになります。
ここで1つの株ではなくたくさんの株を買う必要が出てきます。
しかし、個別株をたくさん買うには何百万ものお金が必要になります。
そこで多くの銘柄の株の詰め合わせセットを安価で買えるETF・投資信託が有力な選択肢になります。
ETF・投資信託:株の詰め合わせセット、正解を見つけたらあとは放置
ETF・投資信託は株の詰め合わせセットで株に比べてはるかに安価で買えます。
この時点で個別株を買うより損失のリスクを減らすことができます。
ここからさらにリスクを減らすためには、「インデックス投資」をする必要があります。
インデックス投資とは日経平均やNYダウといった指数に関連したETF・投資信託を買うことです。
インデックス投資についてはまた別記事で詳しく説明します。
結論だけ言いますと指数に関連したETF・投資信託を買うことが投資においてリスクを低く抑えながら確実な利益を得ることができます。
この指数に関連したETF・投資信託を積み立てる形式で買うと超低リスクで年利7%の利益を得ることも夢ではありません。
最後に超超低リスクといっていい債権について触れます。
債権 :アメリカ国債を買ってあとは放置
債権の中で最も安定感がありながら利益をとれるのはアメリカ国債です。
アメリカ国債とはアメリカ合衆国が発行している債権で年利3%くらいは狙えます。
おそらくアメリカ合衆国は長期に渡り存続し続けることができるでしょうから、この年利3%はほぼ確約です。
しかしながら年利3%というのはいかんせんインパクトが弱いのでほぼリスク0でもおすすめはできないです。
買い方:店舗 or ネット証券
ここからはどこで買うかです。
大きく言うと店舗で買うかネット証券で買うかです。
店舗 :絶対ダメ、話を聞くところからダメ
店舗とは銀行や対面型の証券会社のことを言います。
ここから買うことは絶対にダメです。
理由はいい商品がないに尽きます。
店舗で販売している投資商品はすべて
・手数料が高い
・維持費が高い
・信託報酬が高い
これらに尽きます。
投資で利益を出すのは10%出れば大成功といえます。
しかし店舗で販売している投資商品は上の3つの要素で5%6%と利益を奪っていきます。
このコストを毎月ずっと奪っていくんです。
何十年も積み重なると壮大な金額を店舗側に取られてしまいます。
ネット証券との違いはこのコストです。
ネット証券:これ一択
ネット証券ではこれらのコストが10分の1以下で買えます。
このコストの差が積立投資をする上では文字通り天国と地獄を分けます。
なので、絶対に投資商品は基本手金はネット証券を利用するべきです。
まとめ:勝ちやすい方法と絶対に負ける方法
これまでのことをまとめると投資をする上で
勝つ方法は
・積み立てる形でインデックスの投資信託をネット証券で買う
となり。
絶対に負ける方法は
・一発ドカンとどこかの株を銀行で買って、頻繁に売り買いをする
となります。
投資で勝つには大きな夢やロマンを持たず、堅実にやる方法が一番の近道です。
今回は以上となります。
ありがとうございました。