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【優良高配当株候補】配当利回り3.85%!5368 日本インシュレーションの業績を参考にしてファンダメンタルズ分析

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こんにちは多聞です。

今回は配当利回り3.85%の「5368 日本インシュレーション」についてファンダメンタルズ分析を行います。
*2022/3/29時点

分析手法は以下の通りに行います。

  1. 高配当株の選定
  2. データの時系列での推移の確認 →IR BANK
    • 売上高
    • EPS
    • 営業利益率
    • 自己資本比率
    • フリーキャッシュフロー
    • 一株あたりの配当金
  3. 罠銘柄チェック *2個までなら詳細を見て判断→EDINET
    • 営業利益率が低くないか
    • 赤転してないか
    • 営業CFが赤転してないか
    • 自己資本比率が低すぎないか
    • 有利子負債が激増していないか
    • 配当性向が高すぎないか
  4. 会社の詳細を把握する
    • 所属業界はどこか
    • 主なビジネスはなにか
    • 国内と海外のどちらでより儲けているか
      • 社長の一言
      • 主な製品の紹介
      • 投資家向けメッセージ
      • 会社概要
  5. 直近の状況を掴む →TDnet
    • 当期の業績予想
    • 業績予想に対する進捗状況
    • 前期との比較
    • 直近の政策・トレンドからどのような影響を受けるか
    • その政策・トレンドを会社はどう捉えているか
    • 市場の評価
目次

1.高配当株の選定

過去の記事で選定しました。

データは以下のとおりです。*2022/3/29時点

  • 配当利回り  :3.85
  • PBR     :0.7
  • 自己資本比率 :69.48
  • 流動比率   :265.23
  • 営業利益率  :15.87

2.時系列の推移を確認 OK

まずは業績、財務、キャッシュフロー、配当の時系列の推移を確認します。

  • 売上高          →4 2020年に急上昇してからは横這い
  • EPS           →3 アップダウン激しい
  • 営業利益率        →4 安定して14%前後と高め
  • 自己資本比率       →5 増加中
  • フリーキャッシュフロー  →3 上下激しい
  • 一株あたりの配当金    →5 減配なし
    • 5:大変良い 4:良い 3:良くも悪くもない 2:悪い 1:無理
      2以下があると一発アウト

ここまではOK。

2020年になにかあった模様。

3.罠銘柄チェック →OK!

次はもう少し詳しく見てやばい銘柄かどうかチェックします。

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  • 営業利益率が低くないか    :5 12%以上が確保されていて良い
  • 赤転してないか        :4 ここ2年間は停滞しているが問題なし
  • 営業CFが赤転してないか    :4 赤転したことはない
  • 自己資本比率が低すぎないか  :4 上昇中
  • 有利子負債が激増していないか :4 あるが減少中
  • 配当性向が高すぎないか    :4 割合低め

詳しく見ても罠銘柄は見当たりませんでした。

4.会社の詳細を確認 →問題なし

日本インシュレーションの公式HPを参考にします。

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日本インシュレーション - ゾノトライトの建築のパイオニア 当社は,建築分野とプラント分野で,1000℃-3時間の耐火性能を有するゾノトライト系 けい酸カルシウムを基材とする耐火・断熱材料の製造販売・施工を手がけるメーカーです。
  • 所属業界:ガラス・土石製品
  • 主なビジネス:高層ビルやプラント、発電所向けに耐火建材や保温材の製造、販売、設計、施工
  • 国内と海外のどちらでより儲けているか :国内100%
  • 主な製品の紹介 耐火・断熱材料(ケイカル板)の製造販売・施工
    • 建築分野とプラント分野では国内大手
    • 免震構造に対応した商品も展開
    • けい酸カルシウムを主体とした製品にて各種耐火認定を取得
    • 不燃性能の高い意匠建材の素材も開発
  • 社長の一言
    • 1966年(昭和41年)に、高耐熱素材であるゾノトライを基材とした耐火被覆材、保温材の製造に成功し、建築の防災・プラントの省エネルギーに欠かせない事業分野として現在に至る。
    • お客様やお取引先様からの信頼を基に、安定した事業構造を有する業界リーダーとして、海外展開や新市場を開拓する挑戦者として、事業の成長に努めてまいります。
  • 投資家向けメッセージ
  • 会社概要
    • 設立 1949年1月14日
    • 代表者代表取締役社長 吉井智彦
    • 資本金 1,200,247千円
    • 株式上場 東京証券取引所市場第2部(証券コード:5368)
    • 従業員数 連結:364人
  • 事業内容
    • ゾノトライト系けい酸カルシウムを基材とした各種の保温材、防耐火建材等の製造、販売及び施工、関連資材等の販売等

5.直近の状況を把握 問題なし

  • 上の2つのグラフから下の1〜3の項目について読み取ります。
    当期の業績予想
    業績予想としては前年に比べて15%程下がります。
    業績予想に対する進捗状況
    売上は上がってますが、利益がイマイチです。
    前期との比較
    前記のほうが明らかに好調です。ここからは個人的な予想です。
  • 直近の政策・トレンドからどのような影響を受けるか
    • コロナの影響・原料不足による価格高騰 
      石油などのコモディティは高くなっているのでそれによる利益の圧縮はありそう
    • コロナの影響・3密回避&DXの推進
      影響は少ないと思われます。
    • コロナの影響・旅行制限
      影響は少ない
    • コロナの影響・外出抑制
      影響は少ない
    • 日本の政策・インフラの強靭化
      影響は少ない
    • 日本の政策・岸田リスク
      岸田政権である限り日本経済そのものが減衰の可能性が高い
    • 日銀のスタンス・金融緩和
      影響少ない
    • 断熱素材は空調設備とプラスの親和性があるのでSDGsは後押しなる
  • 市場の評価
    • PER 6.9倍 PBR 0.66倍 利回り 4.15% この割安感
    • ここから下がるようなら積極的に買っていく
    • 不燃内装意匠材 「タイカライトウッド」生産能力を増強したのは業績直結でとても良い材料
  • 株価の推移
    800円のラインが下支えしている感がある。

まとめ:買い

ここまで大きな問題はないので買いかと判断します。
小さな問題をいくつか挙げてみますと
まだ上場して日が浅いので判断できない状態でもある
このように問題がなくはないので気になる人は買わないほうがいいでしょう

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